ギリシャの世界遺産

ギリシャの世界遺産

ギリシャという国は、古代遺跡やエーゲ海などでおなじみのスポットです。

「神殿といえばギリシャ」という印象を抱いている方も多いと思われますし、実際にギリシャにはかなり豊富な数の神殿があります。

そういった神殿のほとんどは世界遺産として登録されており、世界中から年中観光客が押し寄せるスポットになっています。

世界遺産の保有数を世界的に見てみると、ギリシャの保有数はそこまで多くなく、16カ所の文化遺産と、2カ所の複合遺産(2013年現在)があります。
順位的には13位とあまり高いランクではないところにいるのですが、しかし保有している世界遺産の貴重さで言えば他の世界遺産を圧倒するレベルのものですし、世界に誇る古代からの歴史をもつギリシャの世界遺産は、ある意味世界でもっとも世界遺産らしい雰囲気を漂わせているかもしれません。

たとえばギリシャには、かつてマケドニア王国の都として栄えた場所である「アイガイ(現ヴェルギナ)の考古遺跡」などもありますし、アジアにはまず存在しないような世界遺産を多数保有している国なので、「ヨーロッパでもっとも世界遺産らしい世界遺産」を見学したいのであれば、やはりギリシャへ行くしかないはずです。

遺跡の他にも独特な外観の修道院、「ダフニ修道院」、「オシオス・ルカス修道院」、「ヒオス島のネア・モニ修道院」などの世界遺産も登録されており、11世紀に作られたモザイクなどもある為、現代よりずっとさかのぼった時代に使われていた宗教芸術が気になる方は、これらの世界遺産を尋ねてみましょう。

東エーゲ海のヒオス島に位置する「ネア・モニ修道院」などは外観も変わっている上に、「あの二人は魔法使いなのではないか」という噂のたえなかった修道士・ニケタスとヨアンニスによって創られた修道院なので、謎めいた噂を追求したい方にはピッタリの世界遺産です。

いずれの世界遺産もギリシャの文化を象徴するかのように、独特の白い建築になっているので、ギリシャの世界遺産を尋ねる際は、建物の個性を観察するべきポイントの一つとして加えておいて欲しいと思います。

天井が高く吹き抜けになっており、円柱の強靱さを意識した外観になっているのはどの神殿にも共通していることなのですが、一つ一つの神殿に意味があり、その時代を駆け抜けた人々の痛切な祈りが込められています。その建築の意味を探ってみると、奥に神話があったり、深い理由があったりして面白いので、そういう裏事情を仕入れてから観光するのもおすすめです。

神話について一通り覚えてから観光すると、よく分からない世界遺産に遭遇した際も、何の神様にまつわるかというところから紐解いていくとすぐにその世界遺産の意味が理解できたりします。

些細なことですが知っているのと知らないのとでは大違いなので、「神話なんてまったく知らない」という方は、この機会にぜひ一度勉強してみてください。

訪れれば必ず何か感じることがある筈なので、神様を信じない人も、ぜひ一度世界遺産の地を訪れて、古代の人々の祈りを感じてみて欲しいところです。

ただし、ギリシャは何かと移動するのに時間がかかる土地なので、海で遊んだ後に神殿に行く際も、ホテルへ帰宅するべくタクシーを捕まえる際も、何かと戸惑うことがあるかと思われます。

移動する前に移動ルートをしっかり割り出しておかないと、とんでもない場所へ出ることになりがちなので、方向音痴な方は特に気をつけてください。

また、世界遺産周辺でツアーに参加する際はしっかりガイドさんについて回ってないとすぐにはぐれてしまいます。

現地は想像の十倍も百倍も広大な荒野の中にあり、一度迷うと取り返しがつかないので、壮大な遺跡に見とれてガイドの群れからはぐれないように注意しましょう。

もしはぐれてしまった場合は他のツアーグループの中に日本人の姿を探し、自分の今いる場所を教えて貰った後に、必要があればそのままついて行かせてもらって、現地近くの主要な場所まで移動してください。