メテオラ

メテオラ

5年ほど前に、テレビの番組でギリシャのメテオラを知り興味を持ちました。
ギリシャのメテオラはユネスコ世界遺産(文化・自然複合遺産)に指定されています。
2012年7月現在で世界遺産に登録されているのは962件ですがそのうち文化・自然複合遺産はわずか29件しかありません。
メテオラは世界遺産の貴重な29件のうちの一つです。
メテオラはギリシャ語で「中空の」を意味する「メテオロス」という言葉が語源です。

アテネからふもとの町であるカランバカまでは列車で5時間弱かかります。
そして、カランバカからはバスが1日に数本出ています。
ギリシャのメテオラは俗世から離れて祈りと瞑想に集中するために修道士たちが奇岩群の洞穴などに住み着いたのが起源だそうです。
9世紀頃からこの奇岩群で修行を積んでいましたが14世紀になり、修道院が建てられたと言われています。
閉鎖されているものもあるようですが、現在は6つのギリシャ修道院をみることができます。

アテネからかなり距離は遠く、ふもとの街のカランバカも本当に小さくこのメテオラがないと人が来ないだろうなというくらいです。
ですが奇岩群の上に立つ修道院はインパクトが強く、さらに中で読み聞かせのようなイベントがあったり博物館になっていたりと大変興味深いものが多いです。

俗世から離れるという目的でこの奇岩群に住むだけあって本当に険しく、こんなところで生活してたのか?と驚くと思います。
ただ、修道院同士を結ぶ道路はかなり整っていますので世界遺産を巡る観光はしやすいと思います。

博物館には、実際に修道院から出る際に使っていたという大きなショベルのような、たらいのようなものもありました。
ロープウェイを使って物資のやりとりもしていたようです。
しかも現在は機械で動いていますが、昔は手動で巻き上げ機を使っていたそうです。
これも結構なインパクトで、観光客の撮影スポットになっています。

お天気の良い日にはハイキングがてらに、山道を歩いて途中で景色を眺めながら写真を撮ったり眺めたりランチをとるのも素敵ですね。
メテオラまでの行きはバスで行って、そこからすべての修道院に立ち寄りながら最後まで徒歩で麓の町まで行くのがおススメです。

歩いていくのである程度の道順などを把握しておいた方が無難だと思います。
ガイドブックでも大丈夫だとは思うのですが、もし不安だと感じている方は地図を持って行くと安心かもしれませんね。
歩くのが困難な方ですとメテオラでタクシーをチャーターするといいと思います。

また山の天気なのであっという間に雲が広がって真っ暗になり雨まで降りだすことがあるそうなので、上着と雨具を持っていくことをお勧めします。
女性はジーンズでは入れないところがありますが(キャミソールなどの露出の多い格好もNGです)スカートの貸出がありますので安心してください。
また補足になりますが、世界遺産地ではありますが観光地では英語が通じない場合もあります。
ホテルでは英語を使えるスタッフの方がいらっしゃいますので安心です。