オリンピアの考古遺跡

オリンピアの考古遺跡

ギリシャへの世界遺産旅行で必ず行っておきたいのが、オリンピアの考古遺跡です。
オリンピアは、4年に1度開催されるあの有名なオリンピックの発祥地として有名なところです。
現在でもオリンピックの聖火は、ギリシャのオリンピアの考古遺跡にあるヘラ神殿から運ばれています。

ギリシャ世界遺産のオリンピアまでの行き方は、首都アテネから長距離バスに乗っていく方法がありますが、たいていはアテネから出ている日帰りの観光ツアーに同乗して行くことが多いようです。
日帰りの観光ツアーはアテネの各ホテルや旅行会社から申し込むことができます。

ギリシャのオリンピアはとても小さな街で、オリンピアの考古遺跡以外は大して有名なものはありませんので、世界遺産をテーマとした日帰りツアーに参加して行くことをおすすめします。
さて世界遺産のオリンピアの考古遺跡は、のどかで美しい田園風景の中にあり、見所が満載なのでゆっくりと散策することができます。

オリンピアの考古遺跡は、そのすぐ近くにあるクロノスの丘にゼウスの父であるクロノスの神域が作られ、その後父のクロノスに代わってゼウスがオリンポス山の神となると、ゼウスを崇める巡礼地として栄えました。
その由来あってゼウス神殿やその妻ヘラの神殿が有名なところです。
ゼウス神殿は紀元前470年頃に建てられ、それまでは祭壇を聖域としていました。
現在は柱の土台だけが残されており形は残っていませんが、アテネのパルテノン神殿に匹敵するほどの大きな神殿だったことが柱の太さや多さで分かるでしょう。

当時この神殿の中には、金と象牙で作られた高さ13.5メートルという巨大なゼウス像が安置されていたそうです。
また神殿の彫刻の一部には有名なものが多く、現在はオリンピア博物館で見ることができます。

また、ギリシャ最古といわれるヘラ神殿も見所です。
ヘラはゼウスの妻で、現在はオリンピックの聖火の採火場でもあります。
ゼウス神殿とは異なり、柱もいくつか残されており、紀元前7世紀の面影をかいまみることができるでしょう。
この神殿から「赤子のディオニソスをあやしているヘルメスの像」が発掘され、こちらもオリンピア博物館で見ることができます。

またヘラ神殿の東側には、ゼウスの祭壇跡があります。
ここで古代オリンピックが開催されたといわれています。
またゼウスの祭壇跡のすぐ北側には給水施設跡があり、当時としては大変高度な循環水路が作られていました。

さらにその近くには、古代オリンピック競技が行われたスタジアムがあります。
紀元前4世紀頃に作られ、北側にあるクロニオンの丘が観客席だったようです。
ギリシャのオリンピアの考古遺跡に来たら、これら遺跡とここで発掘された貴重な彫刻や陶器類をオリンピア博物館で見ておきましょう。